アートを愉しみ、仕事と人生を豊かにする②

【飯島電子美術館】2026/06/15

採用担当Agataです。前回は、当社のアートへの取り組みを紹介しました。

今月の絵は、「牛乳を注ぐ女」という絵です。

先月に引き続き、「正しい答え」を探すのではなく、「なぜそう感じるのだろう?」と問いを広げていくことが、アートを愉しむ醍醐味です。

「観察する」問い

見えている事実を丁寧に拾っていく作業から気づくことを、自分に投げかけてみます。
「この女性はどこを見ている?」
「牛乳はなぜこんなに細く、静かに注がれている?」
「光はどこから差しこんでいる?」
「部屋には何が置かれている?」

「想像する」問い

絵には描かれていないことを想像していく作業です。
「この女性は何を作ろうとしている?」
「今は朝?それとも昼?この後、誰がこの料理を食べるの?」
「この人はどんな性格?」

作者への問い

作品そのものについて考える作業も、愉しみの一つです。
「なぜこの何気ない日常を描こうと思ったのだろう?」
「豪華な場面ではなく、なぜ家事をする女性を描いたのかな」
「シンプルな背景に描いたのはなぜだろう?」

そして、自分への問い

「私はこの絵に惹かれた。それはなぜ?」
「この絵を見て、何か似たような景色、出来事を思い出してみよう。それで言うとこの女性は誰?」
「自分にとって豊かな時間って?」

私には、一つの景色が頭の中に広がってきました。絵とは全く違う景色で、私にとって名前もつけられないほど当たり前の日常の一コマです。ですが、絵と同じような「日常の温かさ」を感じ、感謝の気持ちがわいてきました。そして、今日取り組もうとしている仕事や、家事や子育てに力がみなぎってきました。きっと、ここでこの絵を見なかったら意識しなかったテーマでしょうし、力がみなぎることはなかったかもしれません。

アート鑑賞は、ちょっと日常を変える、大きなきっかけとなる貴重な活動だと思っています。