2019/08/02【社長のメッセージ】
私は人材の採用担当をしています。採用は求人広告を出して求職者を集めることと、集まってくれた求職者から当社にマッチした人材を選ぶ工程からなっています。
今日は、集まってくれた求職者から当社に最もマッチした人材を選ぶ方法についてお話ししたいと思います。先に言っておきますが、これはまじめな話しではありません。
求人広告を出して、100人の求職者が当社に電話をしてくれたとします。この中から当社に最もマッチした人を1人だけ選ぶ方法について皆さんと一緒に考えたいと思います。
ルール1:一人一人面接をする。
ルール2:面接をしたら、その都度、採用、不採用を決める。一度不採用にしたら採用できない。
みなさんだったら、どうやって当社に一番マッチした人を採用しますか?
一人目に面接をした人がとても良さそうだったら、残り99人の面接をせずに採用を決めてしまいますか?それとも、慎重に90人面接をして全員を不採用にして、残り10人の中から採用を決めますか?もしかしたら残り10人の中には、一番マッチする人はいないかもしれません。
これは数学の「秘書問題」という命題で、答えは1つしかありません。最初に面接する37人(=100人/2.7)は全員不採用にします。この不採用にした37人のうち一番マッチした人のレベルを把握します。
その後も面接を続けるのですが、先程の37人のうち一番マッチした人を超える最初の求職者を採用します。この方法をとれば、100人の中から最も当社に一番マッチした人を採用できる確率が最大になるそうです。
これは、結婚相手を選ぶ時にも使えます。自分が生涯出会えるだろう異性の人数を予想します。現在の生活スタイルが変わらないのだとしたら、何人くらいの異性と出会えるかは予想ができるのではないでしょうか。仮に10人だとします。10人/2.7=4人とはお付き合いだけして結婚はしません。そしてこの4人の中で最も結婚したいと考える異性のレベルを把握して、その後出会う異性の中で、先程の4人の中で最も結婚したいと思える異性を超える最初の人と結婚すれば、自分に一番ぴったりの異性と結婚することが出来るということになります。
少々脱線しましたが、この「秘書問題」が、私達に示唆してくれているものは、大事な決断こそ「急がば回れ」です。
自分にとって得意な仕事や専門分野を決めるときは、若い内は好き嫌いせずにたくさん試してみることです。その上で最終的に決断しましょう。
入社して最初の数年間で大事なことは、お金を稼ぐことでもキャリアを積むことでもありません。常にオープンな姿勢を崩さず、偶然が与えてくれたものは全て試してみましょう。
きっとみなさんにとって、最も得意にすべき仕事や専門分野、そして生涯のパートナーに出会うことができるはずです。