2018/03/02【社長のメッセージ】
来年4月入社の新卒向けの就職活動が、昨日から解禁になりました。
来年度は学生1人に対して、企業の求人数が1.8人となり、中小企業にとっては昨年度以上に厳しい状況になると思います。
営業企画課に仕事を兼任してもらいながら、求人媒体のマイナビと地元の商工会議所主催の東三河ナビのコンテンツを作ってもらいました。おかげで予定通り求人活動をスタートさせることができました。早速、3/9から始まる会社説明会で、学生さんからの予約が入っています。
新卒採用の目的は優秀な学生を採ることでありますが、当社では、在職者が当社の良いところを再認識し、改善すべきところを発見して改善していくことに重きを置いています。新卒の採用活動を継続することで職場環境が良くなり、生産性の高い職場にしていきたいと考えています。
社員の皆さんには、今年度も採用活動に協力をお願いします。
昨年度、学生が企業を選ぶときに最も重要視したものを紹介します。学生が生まれて初めて就職活動を初めたときは、
1位：業種（メーカー、商社、小売、金融）
2位：勤務地（世界で自分の力を発揮したいのか、地元蒲郡近辺で腰を据えて頑張りたいのか）
3位：職種（営業、設計、事務）
しかし、就活が一通り終えた9月ごろになると、学生が選ぶときに最も重要視するものが変わってきます。業種（メーカー、金融、商社、小売り）に対するこだわりは、下がって逆に上がるものは「一緒に働きたいと思える人が会社にいるかどうか」です。
学生は就活で50社、多い学生で100社近く会社を見るそうです。その結果、何をやるかよりも、誰とやるかの方が重要であることに気がつくようです。
当社の特徴は、過去の内定辞退率が0%であるということです。内定辞退とは、全ての採用試験をパスして会社が学生に内定書を出した後で、学生から内定を辞退されることです。
全国の内定辞退率は44%に対して、当社は0%です。会社説明会や面接を通して、学生が当社へ入社する意思が強固になっているようです。学生にとっては魅力的な企業みたいです。
ちなみに、当社に興味を持ってくれた学生に志望動機を聞くと、
・明るいあいさつ
パートさんも含めて社内の全ての社員がごく自然に明るいあいさつをしてくれて温かい気持ちになれた。
・現場で仕事をしている社員が活き活きとしている
他社では採用担当者は魅力的な人ばかりだけど、現場で仕事をしている社員は、目が死んでいて雰囲気がどんよりしている。
と言うのです。
採用活動は学生と企業のお見合いです。お互い仕事に対する価値観を提示し、仲間としてお互いを尊重し、成長し合えるパートナー探しです。入社後に、イメージとのギャップで退職にならないようにありのままを見てもらいましょう。