目の前のことに全力を注ぐ

2019/04/10【社長のメッセージ】

 4月から新入社員が来てくれました。かわいい妹みたいな子たちですが、芯は強い子です。社会人の厳しさも少しずつ教えてあげてください。今、社会人としてスタートラインに立つ事ができました。今は希望と不安が入り交じっていると思います。

 今日は、私のつたない社会人経験をもとに2つの提案をしたいと思います。

1. 先輩からかわいがれる後輩になってください。
 皆さんは、小学校から14年、16年間学校で多くの事を学んで来ました。先生方がやさしく丁寧に、熱意を持って教えてくれました。しかし、それは、先生は教えることが仕事だからです。学校は授業料を払っているのだから、教えてくれるのは当然です。
 しかし、会社は違います。会社の先輩達は新入社員が入ってきても、昨日までの仕事が減るわけではありません。むしろ、新人の教育がそのまま追加されるだけです。
 自分は新入社員だから教えてもらえることが当たり前だと思わないでください。先輩は忙しい人ばかりです。それでもその先輩達が後輩を教える理由は、ただ、「かわいいヤツだなぁ」と思う人としての情だけです。だから、
 いつも明るく、元気よく、笑顔を絶やさないこと。
 先輩に可愛がられる新人になってください。

2. 目の前にあるものに全力を注いでください。
 人生で成功するためには、「明確なゴールを持つ」ことが大事だと言われています。しかし、多くの成功者は、初めから大きな目標を持っていたわけではないそうです。目の前にあるものに全力を注いで生きているうちに、自然と自分の進むべき道が開けていったそうです。
 新入社員のみなさんにとっては、毎日新しい課題が目の前に容赦なく現れてくると思います。
 目の前にやってくるものを、取捨選択しないことです。「これはいる。これはいらない。」と、そのときの気分やインスピレーションで判断していると、自分でも気づいていない秘めた能力と可能性を開花させることはできなくなります。
 「目の前にあるものに全力を注いで生きる。」このことを忘れないでください。

 ひとり一人にとって大切な人生です。皆さんが仕事を通して、幸せな人生を築かれることを、先輩一同、応援しています。