いい会社

2020/05/15【社長のメッセージ】

 コロナウイルス感染症対策のための自粛によって、少しずつ出口が見えてきたように思います。
 当社はみなさんの献身的な協力によって、大きなトラブルもなく仕事を続けることができています。また有り難いことに、売上も前期比で-7% にとどめることができています。当社のチームワークの良さで、コロナウイルスの脅威をいなすことができていると思います。

 私達はチームで仕事をしています。ひとり一人が意識を高めて組織に貢献することは尊いことです。しかし非常事態の時は、素直に甘えることができるのも組織です。これからも各個人のピンチの時は、助け合いながら乗り越えていきましょう。
 コロナウイルスが一段落したら、お互いの健闘を讃え一緒に美味しいものを食べに行きましょう。

 私は当社を「いい会社」にしたいと考えています。人によって「いい会社」のイメージは、いろいろかもしれません。単に経営上の数字が良いというだけでなく、当社と関係する全ての方々が、日常の会話の中で「いい会社だね。」と言ってくださるような会社にしたいと考えています。

 売上高や経常利益率、時価総額などの経営指標が良いだけの会社は、大人の言うことをよく聞き、学校の成績が優秀な子どもを「良い子」と呼びますが、「いい子」とは呼びません。私達の感覚としては、学校の成績だけ優秀なだけでは、何か物足りない気がします。
 心優しく、何事にも一生懸命で、正直な子どもを思わず「いい子だね」と呼ぶように、社員も含めて関わる人々を幸せにする「いい会社」を目指したいと考えています。

 繰り返しになりますが、「いい会社」は、働く社員と会社に関わる全ての方々をハッピーにします。そこに「いい会社」をつくる意味があると思います。
 「いい会社」になるために私は、みなさんが貢献感を感じながら仕事ができるように職場の環境を改善していきます。そして今よりも生産性を上げることで、みなさんの給料や賞与を上げていきたいと考えています。また残業を今より増やさなくても休日を増やせるようにしていきたいとも考えています。

 みなさんは、お客様に喜ばれる製品とサービスを提供することを第一に考えて、仲間と知恵を絞って日々の仕事の質を上げていくようにお願いします。
 力を合わせて、「いい会社だね。」と言われる会社にしていきましょう。