経営方針を理解するということ

2023/12/25【社内のあれこれ】

採用担当Agataです。当社では何かと会社からのいただきものがあるのですが、今回も嬉しい「ごほうび」を紹介します。

 当社では9月に新しい期が始まり、毎期、社長から「経営方針」が配布されます。経営方針には、社員全員が共通認識としてもつべき理念、行動指針、目標などがぎっしり詰め込まれています。理念や目標を実現するために社員一人ひとりが取るべき行動や方向性が示されています。
 そして当社が長年、それと併せて実施している習慣として、経営方針が全ての正社員・パート社員にとって知識や行動指針として定着するよう、全部署で、朝礼の時間を使って読み合わせを行っています。そして、全社員が理解度チェックのためのレポート・感想文を提出します。この、レポートを書く、ということに大きな意味があります。

 たとえば日常的に、良い本を読んだときに「とても勉強になった」「目から鱗が落ちた」「〇〇することを習慣にしよう」という感想や決意を持つことがよくあると思います。その思いを実際に行動に移せるかどうかは、アウトプットすること、宣言することだと思っています。

 当社の経営方針においても、ただ読んで理解するだけでは、目標や行動に落とし込むことが難しかったり、他の社員がどんな目標に向かってどんな仕事に取り組んでいるのか、本質を想像することが難しかったりします。そこで、こうした「レポートを書く」「感想を文書にする」という作業において、自分の思考や経験、価値観、置かれている環境、やりたいことを思いめぐらし、レポートにして提出するのです。

 今回いただいたのはこのバームクーヘン^^

バームクーヘンがおいしかったのはもちろんのこと、添えられた社長からのメッセージがとても尊いものでしたので共有します。

「皆さんのレポートの内容は、それぞれレベルが高く、感心しました。特に嬉しかったのはパート社員の感想文がすごく良かったこと。自分の仕事の品質や生産性、持ち場を守ろうとする責任感だけでなく、会社の目指すところと自分自身が頑張る方向性を合わせようとする姿勢が素晴らしい。今後、全社員にとって気持ちよく働ける環境を用意したり、多様性を尊重していきたいと思います。」

「レポートや感想文の提出は、日常業務に加え、とても負荷がかかると思いますが、経営方針に対して理解をせずに通り過ぎてしまってほしくないので、こうして言語化してもらっています。そして、自分の日々の仕事を言葉にすることで、これからも誇りを持って仕事してほしいです。」

そんなメッセージを預かりました。私自身も、こうしてブログの場を活用して、会社と社員、会社と求職者さんとの橋渡しをしていけたらと思っています。