【成果報告会】問題・課題・対策を明確にする

2023/07/05【社内イベント】採用担当Agataです。当社では毎年、年4回、成果報告会が行われます。「設計部」と「設計部以外」が交互に開催されますので、半年ごとに全社員にむけて自分の仕事をプレゼンする機会が用意されているわけです。

今回、6月29日~30日の2日間にわたり、開催されました。

冒頭はいつも社長からの話がありますが、今回は「問題と課題の違い」についての話でした。自分の仕事がどこに向かっているのか?成果は何なのか?をしっかり言語化するために、課題設定は最も重要な要素です。ときに私たちは課題が何かを明確にせずに惰性で仕事をしていることがあることに気づかされるお話でした。

「問題」とは、あるべき姿と現状とのギャップです。
たとえば、「売上目標の〇千万円が達成できていない。」「A製品の要求仕様である〇〇性能がクリアできていない」「欠員により、生産が遅れている」といったものが挙げられます。現状発生している問題だけでなく、将来発生するであろう問題、誰も気づいていない潜在的な問題も含まれるでしょう。

対して「課題」とは、果たすべき仕事を明確にして行動するためのアクション、を指します。たとえば「原因は、欠員により計画していた営業活動の6割しかできていないこと。よって、新たな商流を作ることで、〇千万円を補填する」
「原因は、生産工程の△△における不良にある。△△工程における〇〇〇の評価試験を追加し、これをクリアする」
「原因は、突発的な欠勤により生産が滞ることである。突発的な欠員があっても納期に影響のない生産管理システムを構築する」
といった感じでしょうか。

そして、「対策」とは、手段です。複数の対策を講じることで、目標(あるべき姿)に近づけていきます。ここで、各個人のスキルやノウハウ、アイディアや発想、創意工夫が発揮されます。

「成果」とは、設定した対策を実施することにより、設定した目標が達成できたかどうか」というシンプルなものです。
ただ、目に見える数字や結果だけが成果ではないことは皆が知っています。当社の成果報告会では、個性あふれるプレゼンテーションが繰り広げられます。熱弁、実物展示、仮装、寸劇などなど…。それを見る私たちは、「彼は目標に向かって、本当によく頑張っているなぁ。」「今は未達成だけれど、このまま諦めず続けたら問題解決は確実!」など、さまざまな思いや感動が飛び交うのです。

各人が発表を終えると、5分間の質疑応答タイムがあります。ほぼ全員が挙手をし、質問や感想、意見をぶつけます。

これが、全員参加型の成果報告会です。

次回は8月、楽しみです。