36期を振り返って

2024/09/06【社長のメッセージ】

 1年間 大変お疲れ様でした。皆さんの頑張りのおかげで無事に36期を終えることができました。
 売上は昨年と比較して3.5%を上回ることができ、今年も自社製品は過去最高額を更新することができました。

 思い返すと36期が始まってからの8ヶ月間は、前年の売上を超えることが出来ず、胃が痛い日々が続きました。私から7月の全体集会のメッセージで、「毎年5%の賃上げをしていくためには、売上を +3.5%上げ続ける必要があるので、今以上に生産性を上げていきましょう」と伝えました。しかし、この時点の売上は前年比:+0.2% でしたので、残り2ヶ月で +3.5%はかなり厳しい目標だと思っていました。

 ところが、この頃から営業部内で「売上は社長の成績表なので目標必達」を合い言葉に、過去の引き合いを重点的にフォローして、受注率を上げてくれていたそうです。結果、36期の最終日に目標の+3.5%を達成することができました。8月の単月目標に対する達成率は116%で、36期中で断トツ トップの達成率を叩き出してくれました。

 引き合いフォローの重要性や販売店に協力してもらうことの必要性を自らの努力で成功体験を得たようです。きっと大きな自己肯定感になったと思います。

値上げの評価

 36期の4月から、主力製品を4~14%の値上げをさせていただきました。8月末までの5ヶ月間における値上げの効果を同月比で共有したいと思います。

 ROシリーズ(食品用O2/CO2計)の販売台数は■%、売上高は ■%でした。ROシリーズの市場は価格アップを容認してくれていると判断しています。容認の理由は海外製品の大幅な価格アップも要因だと考えられます。

 ID-160T(ポータブルDO計)の販売台数は■%、売上高は■%、IMシリーズ(ポータブルMLSS計)の販売台数は ■%、売上高は ■%でした。この市場には価格に敏感なお客様が ■% いらっしゃったようですが、価格アップを概ね容認していただけているようです。

 一方、IP-140T(ポータブルpH計)の販売台数は ■%、売上高は ■%でした。この市場は価格に敏感なお客様が約■%いらっしゃったと考えられます。■%は買い控えか、他社へ流れてしまったと思われます。

 この度の主力製品の値上げが、一部のお客様のご理解を得られなかったのは当社の大きな課題ですが、5ヶ月間で■円の利益アップになりました。社員さんの賃上げの原資をさせていただきます。

 オンリーワンの製品は、値上げしても販売台数は減らず、利益額はアップします。しかし、特徴が少ない製品は価格アップに対してお客様は敏感で、販売台数と利益額を共に下げてしまいました。値上げの難しさと製品とサービスの差別化の重要性をあらためて学びました。

今期の目標

今期37期の顧客満足(NPS:推奨者の正味比率)の目標は、前期の +3.4% の45%としました。

売上目標は前期比:■% の■億円(前期の ■円)としました。内訳はROシリーズを前期比:■%、IDシリーズを前期比:■%、B-100シリーズ(BOD用DO計)を前期比:■%、低濃度O2シリーズを前期比:■%、ワグニットを前期比:■% です。

上げ率は高いですが、営業部には復職されたKNさん、キャリア採用のSさん、Aさん、KDさんが目を見張る勢いでメキメキと実力を発揮してくれています。営業部以外の部署の社員と力を合わせることで必ず達成出来る目標です。

 37期が始まりました。また1年間よろしくお願いします。